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仕事の失敗が次につながる [仕事]

主婦の友社の荻野善之社長は

過去の仕事上での失敗について編集の担当時代の話。

私が33歳の時、ある女性タレントさんの写真集を出すことになった。

お金をかけて製作したにもかかわらず、全く売れない。

もともと、企画の段階で、反対されていたにもかかわらず、

変な自信のようなものがあって、聞く耳を持ちませんでした。

結果は大赤字、会社から怒られました。

その時の反省は「自分は大きな何か勘違いしてこれまで来たのじゃないか」

というもの。

と同時に「いいときに気が付いた」と思い切り替えたといいます。

つまりもう少し前だったら時代や社会のせいにして反省もなく終わった。

もう少し後だったら、年齢的に挽回も厳しかった、といいます。

そう前向きにとらえたのです。

しかし、この仕事の失敗が次につながりました。

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■2年前に創刊した「Cawii!」(カワイイ)が爆発的ヒット


「読モ」(読者モデルを表紙に登場させる)の走り

女子高校生にアンケートを1年間続けた。

「雑誌に出ているプロの人って、ウソっぽい」という意見から

実際の女子高校生を表紙に登場させ大きく字飾ることで、

大人気になった。

等身大の女子高校生に迫った内容は、ものすごいインパクトがあった。

編集者として学ばせてもらった、という。


株式会社主婦の友社
代表取締役社長荻野善之さん

1959年埼玉県所沢市生まれ。
学習院大学文学部卒2009年3月、代表取締役社長に就任57歳

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